2016/06/21
概要
Unity 5.2以降からSDKをダウンロードすることなく、簡単に動画広告を導入できるようになりました。
SDK必要なし、広告表示用のサンプルのコードも準備されてるという手厚さ。
自作のゲームプロジェクトに簡単に導入できるので、公開前には是非導入してみてください。
Unity Version
Unity version 5.3
導入手順
広告を導入したいプロジェクトを立ち上げる。
左上の雲のようなマークをクリックすると、SERVICESのウィンドウが現れます。
Select organizationで選択、Create
AdsのOFFをクリックする。
右上のトグルボタンをクリックしてONする。
iOS GameID, Android GameIDは初期状態で取得、設定されています。
これだけで、基本的な準備は完了。
広告のテスト
Setting→Code Sampleを押すと上記画面に遷移。Copy to Clipboardでスクリプトをコピー
UnityAdsExample.csを作成
UnityAdsExample.cs
using UnityEngine; using UnityEngine.Advertisements; public class UnityAdsExample : MonoBehaviour { public void ShowAd() { if (Advertisement.IsReady()) { Advertisement.Show(); } } }
空のGameObjectを作成(UnityAdsManager)
上記スクリプトをGameObjectにアタッチ。
GameObject→UI→ButtonでButtonを作成。
On Click()の+を押して、UnityAdsManagerのGameObjectをDrag&Drop
先ほど貼り付けたUnityAdsExampleのShowAdを選択。
※File→Build SettingsでプラットフォームをiOSかAndroidに変更しておく。
これをしておかないと広告が表示されません。ここで無駄にはまった。
再生
Buttonをクリックして、上記画面が出て来れば成功。
まとめ
前はSDKを入れなきゃいけなかったみたいだけど、めちゃくちゃ楽になったっぽい。
本当に簡単なので、とりあえず広告導入してみたいなって人にオススメ。
ちなみにver. 5.2以前の記事を見ると
void Start () { // ゲームIDを入力して、Unity Adsを初期化する Advertisement.Initialize ("ゲームID"); }
で、初期化してるっぽいけど、5.2以降は書かなくても問題なく動作した。